Photo by 丸尾隆一
Relight Sessionはアーティストやクリエーターと民間企業や行政関係者など立場の異なる人が、3.11以降の社会におけるアートやアートプロジェクトの役割を考察していくプログラムです。
Relight Project×MEDIA AMBITION TOKYO・Relight Session Vol.3「アート×社会ー見えないモノを想像するー」と題し、情報学研究者、IT起業家のドミニク・チェン氏をお招きし、作品テーマである「生と死」について情報化社会で生きる我々はどのように向き合い、未来を考えていくべきかトークセッションを開催いたします。
[開催概要]
日時 :平成28年3月13日(日)14:00-16:00 (開場 13:30)
会場 :TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
〒106-0032 東京都港区 六本木6丁目11-1 MAP
スピーカー(五十音順):
ドミニク・チェン(起業家・情報学研究者)、 宮島達男(アーティスト/Relight Projectメンバー)、菊池宏子 (NPO法人インビジブル クリエイティブディレクター/Relightメンバー)
定員 :40名
参加費 :無料
申込 :参加申込みはこちら
※おかげさまで申込が定員に達したため受付を終了しました。たくさんの応募ありがとうございました。
特別協力 :MEDIA AMBITION TOKYO
問い合わせ:リライトプロジェクト事務局(特定非営利活動法人インビジブル内 info@invisible.tokyo)
※事前申込は3/10 (水) 17:00まで。
ドミニク・チェン(起業家・情報学研究者)
フランス国籍。UCLA Design/MediaArts学部卒業。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、同大学院博士課程修了。博士(学際情報学) 。2001年より,様々な媒体でメディア論を中心とした論考を執筆。NPO法人コモンスフィア(旧クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事として、新しい著作権の仕組みの普及に努めてきた他、2008年に創業した株式会社ディヴィデュアルでは「いきるためのメディア」をモットーに様々なソフトウェアやアプリの開発を行っている。 著書に「インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践」(青土社)、「電脳のレリギオ」(NTT出版)「フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環」(フィルムアート社)など。監訳書に「シンギュラリティ:人工知能から超知能へ」、「みんなのビッグデータ:リアリティマイニングから見える世界」(共にNTT出版)。
宮島 達男(アーティスト/Relight Projectメンバー)
現代美術家。京都造形芸術大学/東北芸術工科大学 副学長。1986年東京芸術大学大学院修了。1988年ヴェネツィア・ビエンナーレに招待され国際的に注目を集める。以来、「Art in You(芸術はあなたの中にある)」という考え方を基盤に、発光ダイオード(LED)を使った数字の作品やCG、ビデオなどで作品制作。これまで、世界30か国250か所以上で発表する。1998年ロンドン・インスティテュート名誉博士。
菊池 宏子(NPO法人インビジブル クリエイティブ・ディレクター/Relight Projectメンバー)
東京生まれ。ボストン大学芸術学部彫刻科卒、米国タフツ大学大学院博士前期課程修了。在学中よりフルクサスやハプニングなどの前衛芸術・パフォーマンスアート、社会彫刻的観念、またアートとフェミニズム、多文化共生マイノリティアートとアクティビズムなど、アートの社会における役割やアートと日常・社会との関係について研究・実践を続けている。MITリストビジュアルアーツセンターやボストン美術館含む、美術館、文化施設、まちづくりNPOにて、エデュケーション・プログラム・ワークショップ開発・リーダーシップ育成、コミュニティ・エンゲージメント戦略・開発、そしてアートや文化の役割・機能を生かした地域再生事業など多数携さわってきた。米国在住20年を経て、2011年、東日本大震災を機に東京に戻り現在に至る。わわプロジェクト、あいちトリエンナーレ2013などで従事。その他武蔵野美術大学、立教大学兼任講師、NPO法人アート&ソサエティ研究センター理事なども務めている。