東日本大震災から5年。
一人ひとりが生きることを考えた
あの日を風化させないために、
Relight Projectは、生と死、
人のあり方を問う場をつくりたい。
その出発点として、2011年3月13日から消灯し続けている
パブリックアート『Counter Void』に光を灯す。
六本木が照らされる3日間。
生きること、そして、これからの未来をあなたと考えたい。
Relight Daysは、未来の生き方や人間のあり方を考える3日間のイベントです。
事業概要
会期 | :平成28年3月11日(金)〜 3月13日(日) |
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会場 | :六本木ヒルズけやき坂『Counter Void』前(東京都港区六本木6-9)、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI |
参加費 | :無料 |
特別協力
プログラム協力
- 公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団
- アルファミック株式会社
- 東海アルミ箔株式会社
- 東洋アルミニウム株式会社
- 一般社団法人 日本アルミニウム協会
- 松本裕也
- チョリ
- ロッポンギフラット
- 三塚比呂
- 鈴木楽器製作所
- 音楽ワークショップクリエーターおとみっく
- 勝俣秀樹(ONE PARK )
- 阿部良助
- 有限会社 四倉製瓦工業所
1月28日に開催した、Relight Daysの記者発表で配布したプレスリリースを下記よりダウンロードいただけます。
イベントスケジュール
3 月 11 日(金)
『Counter Void』点灯式
会 場:六本木ヒルズけやき坂『Counter Void』前
作者である宮島達男より再点灯に関する挨拶を行い、
作品前に集まった方々と共に再点灯の瞬間を迎えます。
・17:50 ~ 18:00
3 月 12 日(土)
参加型プログラム ※雨天中止
会 場:六本木ヒルズけやき坂『Counter Void』前
Relight Committee* によって企画・運営される
参加型プログラムが昼夜2部にわたり開催されます。
昼の部「Memento」14:00 ~ 16:00
「記憶する・思い出す・忘れない・思い出の種」を意味する Memento(メメント)をテーマに、3つのアプローチで構成・ 演出されるプログラムです。
- Phrase in you ー このマチへ
『Counter Void』の前で、宮澤賢治の詩「春と修羅(序)」をさ まざまな言語で、チェロの演奏とともに朗読します。宮澤の 詩と、明滅する『Counter Void』の対比により、六本木に集う 多様な人々と共にプロジェクトの概念とテーマを考える きっかけをつくります。
・14:00~14:10 / 15:50~16:00
・チェロ独奏:大澤哲弥(日本フィルハーモニー交響楽団チェロ奏者) - A vision in you ー まだ見ぬ人へ
被災地の今を360°の視界と音で体験できるVR映像から、作 品のテーマである「生と死」を考える機会をつくります。
・14:00~16:00 - Number in you ー こどもたちへ
ひとりひとりが一つの数字になり、『Counter Void』を譜面 に音楽家と一緒に音を奏でたり、パレードをする参加型プロ グラム。こどもたちにとって、この『Counter Void』の光が思 い出の種となるようなプログラムです。
・対象:小学生以上 ※未就学のお子さまは保護者同伴で可
・13:45~『Counter Void』前にて受付開始
-14:10~ 音楽づくりワークショップ
-15:00~ アルミホイルでの服づくりワークショップ
-15:30~ 演奏しながらのパレード
・音楽ワークショップファシリテーター:
伊波 睦(日本フィルハーモニー交響楽団トロンボーン奏者)
・定員:60名
※定員を超えた場合ご参加いただけない可能性があります。。
夜の部「Reflection」18:00 ~ 20:00
『Counter Void』の光、それを受ける私たちとのコントラス トとなるReflectionをテーマに、4つのアプローチで展開 するプログラムです。
- Count
<生を語る声><日々の音><数を数える声>。聴診器を 使って普段の生活では聴きとれない小さな音たちに耳を澄ま すプログラムです。普段出会う事のないかすかな音に 『Counter void』の光の前で耳を澄ますことで行き交う人や、 埋もれてしまいそうなものとの繋がりを感じてもらいます。 - Star
天体観測を通じて、世界各地、様々な場所とつながりを感じ、 普段は気付かないものを意識するきっかけをつくるプログラ ムです。 - Blank
黒い表紙で包まれ読むことのできない312冊の本は、ひとつ ひとつが人生における思いがけない出会いを表しています。 そこから手にした1冊から、この先出会う人々に想いをめぐ らせるきっかけとなるプログラムです。 - Lights & Shadows
参加者のシルエットを活用し「生と死」を考えるウェブ連動 型プログラムです。『Counter Void』の前で影となる写真を 撮影し、それぞれが考える「生」を表す写真をWEBへ投稿す ることで完成するコラージュ。作品の前で自らの影を見つ め、生についてより考えてもらう試みです。
*Relight Committee は、アートと社会について従来の定義や枠組みを超えた対話を重ねながら、具体的な行動につなげる人を育てる学びの場を目指し、平成 27 年 9 月よりスタートした活動です。アーティスト・コミュニティーデザイナーとして活動する菊池宏子によるファシリテーションのもと、20 代から 60 代まで様々な経歴を持つ 17 名が「Relight Days」の参加型プログラムの企画を通じて、アートと社会の接合点を考える学びを重ねています。
3 月 13 日(日)
Relight Project×MEDIA AMBITION TOKYO
Relight Session Vol.3「アート × 社会ー見えないものを想像するー」
時 間:14:00 ~ 16:00 (開場 13:30)
会 場:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(〒106-0032 東京都港区 六本木6丁目11-1)
定 員:40名
Relight Session はアーティストやクリエーターと民間企業や行政関係者など立場の異なる人が、3.11 以降の社会におけるアートやアートプロジェクトの役割を考察していくトークセッションです。3 回目を迎える今回の Relight Session では、『Counter Void』の作品テーマである「生と死」を取り上げ、再点灯と同時に、改めてこの問いに向き合うことで、そこから未来を考えるトークセッションを開催します。
宮島達男(アーティスト/Relight Project メンバー)
ドミニク・チェン(起業家/情報学研究者)
菊池宏子 (NPO法人インビジブル クリエイティブディレクター/Relight Project メンバー)